長寿遺伝子

ゴマに隠されたアンチエイジングパワー

ゴマは、食料、香料、薬、灯油などの、さまざまなかたちで、古来から世界中で使用をされてきた植物です。
ゴマには、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの、人間の体にとって欠かすことのできない栄養成分が豊富に含まれており、日本では、殺生が禁じられているお坊さんの貴重な栄養源として、精進料理に使用をされてきたと言います。
1粒に多くの栄養成分が凝縮をされているゴマに、美容や健康に対する効果がある事は、以前から知られていましたが、近年の研究によって、ゴマには、老化を防止するアンチエイジング効果があることもわかってきたのです。

ゴマに含まれている、たくさんの栄養成分の中で、老化防止の効果が最も強いと考えられているのが「ゴマリグナン」という成分です。
人間の体は、約60兆個の細胞から構成をされていると言われており、老化とは、細胞に傷がついて、体の機能が正常に働かなくなった時に起こります。
細胞は、活性酸素の働きによって傷がつくと考えられているのですが、ゴマリグナンには、この活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用があるのです。

世の中には、ゴマグリナン以外に、ビタミンC、ビタミンE、カテキン、βカロテンなどのさまざまな抗酸化作用が物質が存在をしていますが、ゴマグリナンには、これらの抗酸化物質は持っていない独自の特徴を持っています。
体の中で発生をする活性酸素の約半数以上が肝臓で発生をしているのですが、多くの抗酸化物質は、血液の中だけで力を発揮したり、肝臓に届く前に、別の臓器で攻撃をおこなっているため、肝臓にたどり着いた頃には、戦う力がほとんど残っていません。
ところが、ゴマリグナンには、肝臓にたどり着いて、はじめて抗酸化物質へと変化をするという特徴があるため、持っている力を十分に発揮することができるのです。
また、ゴマリグナンには、ビタミンEなどのその他の栄養成分が、肝臓まで届く手助けをおこなう働きもあると言われています。
人間には、本来、余分な活性酸素を除去することのできる力が備わっているのですが、活性酸素の除去をおこなうSOD酵素は、20歳くらいから徐々に減少を始めて、35歳を超えた辺りから急激に減少をするという特徴があるため、年齢が高くなるほどに、ゴマなどの抗酸化物質を外部から摂り入れる必要があるのです。

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