長寿遺伝子

ネバネバ食品でアンチエイジング

料理番組を見ていると、「ネバネバした食べ物は体に良いのよ~」などと話している先生を目にすることがあります。
友人や家族などからも同じようなことを言われたことがあるため、体に良いということは、何となく知っていますが、その理由が何なのかはわかりませんよね?
ヌルヌル、ネバネバしている食材には、山芋、オクラ、納豆、ナメコ、うなぎ、ドジョウなどがありますが、これらの食材には、「ムチン」という粘り気の元となる成分が含まれています。

ムチンは、糖とたんぱく質が結合をして作られており、人間の体内にもともと存在をしている成分です。
目、呼吸器、消化器などの粘膜を覆うように存在をしているため、ウイルスや細菌などの攻撃から臓器を守る役割を果たしています。
ムチンによる具体的な効果には、細胞を活性化させて老化を防止する効果や、抗ウイルス作用、胃腸などの内蔵機能を正常に働かせる効果や、たんぱく質の消化、吸収を手助けして、疲労回復をさせる効果などがあると言われています。

そして、数あるネバネバ食品の中でも、ムチンが最も多く含まれていると言われているのが「納豆」です。
納豆には、美容成分が凝縮をして含まれており、ヒアルロン酸の10倍もの保水力があるポリグルタミン酸や、皮膚の再生を促す働きのあるビタミンB6、皮脂の過剰な分泌を抑えるビタミンB2、アンチエイジング効果があり、長寿の原因とも言われているポリアミンなどが含まれています。
また、血液をサラサラにする効果があるため、新陳代謝を促して、肌や髪の毛のターンオーバのサイクルを整える効果や、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの血液の流れが原因となって起こる病気を予防する効果も期待することができます。

さらに、納豆には、ゴボウよりもたくさんの量の食物繊維が含まれており、腸内活動を活発にさせて、便秘解消やダイエットの効果も期待できると言われています。
ただし、納豆に含まれている有効成分には、熱に弱いという特徴があるため、そのままで食べることをお勧めします。
また、アンチエイジング効果のあるポリアミンは、ひきわり納豆を製造する過程で失われる可能性があるので、ひきわりを食べたい場合は、自分の家で刻んだ方が良いと言われています。
ポリアミンには、刻んだり混ぜたりすることで、増えるという性質があるのですが、塩分には、ポリアミンの増殖を抑える作用があるため、納豆のたれや醤油は、刻んだり混ぜたりした後に加えるようにしましょう。

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